SDC薩南ツアー 陸番編

まいど~、遠藤です。
下川のブログにありますが、10月の2日から6日まで屋久島に行ってきました♪
今回はシニアダイバーズクラブ(SDC)の皆さんとのツアーで、
ほとんどの方がパラオ時代からの馴染みのお客様です。
お世話になるのはこれまたパラオで一緒に働いていた清水大地君のお店
「潜り屋」さん
馴染みのメンバーで気心知れたガイドにお世話になるわけですから
そりゃもう荷物のほとんどが釣り道具になるのも致し方がない訳でして…

鹿児島—屋久島間の飛行機は小さいプロペラ機のため、
縦横高さの合計が190㎝(だったかな?)以上の荷物は
乗せられないことがあるというカウンターのお姉さんの脅し文句に
ドキドキしながら(僕の釣り竿ケースは220㎝)屋久島に到着すると、
荷物は降ろされもチョン切られもしなかった代わりに
ちょっと風が強めに吹いてます。

元々初日は島周りでチェックダイブの予定だったので
この日は風があっても問題なし。
そして久しぶりに会う大地は変わらず大地でした。
ぜんっぜん久しぶりな感じがしないのは彼の持つ雰囲気でしょうかねえ。
宿で荷物を降ろした後はダイビング器材だけ持ってサービスへ。
お店がある志戸子の集落はなかなか味わい深いですよー。

お店も写真ないですが昔ながらの日本家屋を改造した作りでいい感じです♪

そしてSDCの皆さん、一瞬たりとておしゃべりが止まることなく
準備が進んでまいります。これが基本形です。パワフルですねえ~
楽しいです♪

ちなみに今回のメインは硫黄島や湯瀬などの遠征ポイントで、
流れるときはブン流れるのでメンバーはSDCの中でも精鋭揃いです。
もともとペリリューを一緒に潜っている方々ですからね。
下が460、上が2600、平均980本潜っていらっしゃいます…

初日は出港する港の周辺である一湊で潜ります。
海沿いの光景はよくある島の漁港ですが、
上に目をやると信州かどこかの光景のような…
なんとも不思議な島です、屋久島は。

初日のチェックダイブは無事終わり、いよいよ本番の遠征ダイビングへ
風が気になるものの、行けないレベルではないので1本目、
目指すは湯瀬(デン島)へ。
1時間半ほど走ったところで到着。

周囲に何もない海中から大きな岩が3本そそり立つ様は圧巻です。
いかにも大物いそうって感じですねえ~
写真左から東の瀬、烏帽子、西の瀬と名前がついています。

到着して準備している間にさっそく僕は釣り開始♪

 

70mほどラインが出たところでルアーが着底したので
アクションをつけながら10mほど巻いたところで
1発目からヒット。ルアーのサイズに似合わないやや小ぶりのスマでしたが
いきなり釣れちゃうなんてさすが湯瀬~!!

と、感心していたら、その後はさっぱりでした・・・
でも帰ってからジグをチェックしたら表面に歯形が結構ついていたので
フォールのアタリをうまく拾えていなかった自分の腕前ってことですね。

ダイビングのチームはちょうど島を巻き込むように流れが入ってきているので、
岩の際の流れの陰からエントリーして、島を回り込みながら
潮当たりの一番いいところに向かって行っています。
流れが速いので船の上からでも流れと風が当たって立つ波や、
根に当たった流れが吹き上がって水面に生じる盛り上がりなどから
流れの向きや強さの大まかな情報が見て取れます。
加えてルアーを落としているラインの出ていく角度も参考になりますね。
流れを見るためにあえて釣りをしているのです(ウソです)

そしてブリーフィングで話していた予定時間とほぼ同じタイミングで
島沿いの流れの陰でフロートが上がり皆さん戻ってきました。
聞けば一番狙いたかった沈み瀬は流れが速すぎて危険そうなので
行くのを諦めたとのこと。

2本目をどうしようかと悩んでいるところに船長より
少し流れが落ち着いてきたようだというアドバイスが入り、
さっき諦めた沈み瀬の上でカレントチェックして行けそうだと判断したので
2本目も湯瀬で潜ることに。
狙い通りのコースが取れたようで皆さん大満足の表情で上がってこられました。
いやー、ほっとしたわ~
風のあるコンディションであるにもかかわらず全く危なっかしいシーンがなかったのは
大地と船長のコントロールのおかげですね。

これで思い残すことなく次の行き先へ。
次なる行き先は硫黄島。港は温泉の成分で海水が茶色と緑色に変色しています。


山肌も異様な光景だしなんとも不思議な島ですね~

ここでは日本では超レアなフカミヤッコが
50mちょっとの水深で見られたことがあるなど他と変わった環境のような気がします。
今回は18mでアケボノハゼが2か所で見られたそうですよ。
「赤い海」で有名なオーストラリアのバサースト湾みたいなもんですかね?
濁りが太陽光を遮って深いところの魚が上がって来易いのかな?
ここでは20匹ほどのイソマグロの群れと遭遇。良いダイビングだったそうです♪
僕はここではルアーと同じ12cmほどのハタをキャッチ&リリースと
アシストフックとテールフックに手のひら大の石ころのダブルヒット(泣)

 

3日目も遠征の予定だったのですが風が強く、残念ながらこの日も
一湊エリアでのダイビング。皆さんマクロに切り替えて楽しんでおられました。
僕はメタルジグをオモリにしてバケを食わせバリにして小物狙い。
ヤガラとナンヨウカイワリをゲットです。

4日目はトレッキングチームと箸作りチームに分かれての島内観光。
大地、下川チームは白谷雲水峡をトレッキング。

僕らは白谷雲水峡にお見送りに行った後で屋久杉の資料館を見学し、
体験教室で杉のお箸作りです。

それぞれのチームが楽しんで午後はのんびりお土産を買いに行き、
お風呂に使ってゆっくり・・・
の、はずが、皆さんお土産の買い物にガッツリとハマり、
宿では4時間歩き通しだった人がほとんどだったのですから
お昼寝位されるかと思いきやロビーで延々とおしゃべり。

屋久島の森のパワーをもらって帰って元気になってしまったようで・・・

こんな感じなので夜の食事も毎回大盛り上がり、。
とっても楽しいツアーでした。

明日は別のSDCメンバーの方々と日帰り釣りツアーに出かけてきまーす!

 

 

 

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