こんにちは、遠藤です。
現在進めているオリジナルワープフィンの実地チェックということで先日プールで実際にフィンを履いて泳いできました。
普通のワープフィンの丸い先端では効率よく蹴り出した水が後ろに排出されず、それがもたれた感触の元になっている。
しかし、先端をV字状に加工してやれば効率よく水が後ろに排出され、キレの良いフィンキックが可能になり、楽に蹴ることができる。
実際そう思って僕は現役時代この先端を加工したワープフィンを使っていたのですが、今回あることに気がつくことに・・・
久しぶりにフィンを履いて泳ぐと脚力が落ちている分フィンが蹴りにくい!
そうなんです、今までは仕事柄有り余るほどついていた脚力でガンガンフィンを蹴れていたので気づかなかった…
ただ蹴り下ろすのが大変なだけじゃなく、フィンキックがぶれるんです…
それゆえによけいに進まない〜(泣)
でも普通のダイバーの脚力ってたぶん今の僕の感じ。
でもこのブレる感覚、先端をカットしたワープフィンだとあまり気にならないんです。
これちょっと発見です!
なんでかなーと自分なりに考えてみたのですがこういうことなのではないでしょうか?
まず、フィンというものは横にあるキールで横部分をホールドしてやることにより水を横方向に逃さず後ろに送り出すのですが、普通のワープフィンの場合、その最後の部分、フィンの先端の部分の一部横がキールでカバーされていないのと先端が丸くなっているのでちょっとしたキックのブレで水はフィンの先端であっちこっちブレまくりなのでは?
それに対して今回キールが終わったところからカットを始めたのとV字に真ん中をカットしていることで中央に蹴り出された水が集められての後ろに蹴り出される構造。
これでブレにくくなっているのではないでしょうか??
フィンの推進力っていうとフィンの硬さとかブレードの長さとかばっかりに話が行っちゃうんですけどブレずにフィンをまっすぐ蹴れるということって結構大事ですよね。
それってイコール正しくフィンが蹴れてるかってことなんですけど、これができてる人って実は意外と少ないのかも…
実際のダイビングでの感触は神子元のスーパーガイド、海遊社の須田さんがフィールドテストに協力してくれています。
須田さんは近藤と専門学校の同期ということで何かとお世話になっています♪
どんな結果になるか続きをお楽しみに!!